奈良學進会の原点
― 28年前、最初の教え子 ―
28年前、奈良學進会を始めたばかりの頃。
私が初めて教えた生徒の話をさせてください。
この出来事こそが、今の奈良學進会の原点です。
彼は、中学3年の春に入塾してきました。
最初の懇談で成績を見て、正直驚きました。
まさかのオール1。
しかも、同じ成績の子がもう一人いました。
それでも私が引き受けた理由は一つです。
彼が、
「公立高校に行きたい」
と、本気で言ったからです。
そんな子を、見捨てるわけにはいきません。
ただ正直に考えて、
この成績から公立高校を目指すなら
毎日来て勉強するしかないと判断しました。
「毎日来るか?」
「学校が終わったら、塾に来い」
そう伝えると、
保護者の方から
「塾長、そこまでの月謝は払えません」と言われました。
でも私は、
引き受けた以上、月謝は出せる分でいい
そう決めました。
彼は、英語のアルファベットも書けない。
計算もできない。
「さて、どうしようか」と思いました。
そこから、すべてやり直しです。
小学校の分数から。
英語はアルファベットから。
春休みは、とにかく土台作り。
プリントを何百枚やったか分かりません。
途中で心が折れそうになりましたが、
私はとことん引っ張りました。
1学期が終わる頃、
ようやく全科目オール1が消え、3がちらほら。
そして夏休み。
「よし、40日間、朝10時から夜9時までやるぞ」
お盆は合宿。
正直、サバイバルでした。
9月、藤井の模試を受けさせました。
判定はD。
でも私は思いました。
**「Eじゃない。これは前進や」**と。
2学期の中間テスト。
英語・数学が60点。
今まで一桁だった点数です。
本当に飛び上がりました。
期末テストでは、
英語90点、数学80点。
他の科目も50点以上。
合計300点突破。
英語と数学は
1 → 4
他はオール3。
「これなら、志望校に行ける」
12月の三者懇談。
担任の先生からは
「200%無理」と言われたそうです。
その時、お母さんが言いました。
「あんた、誰に言ってるねん。
この子は〇〇高校を受験させます」
その話を聞いて、
私と彼はもう一度、覚悟を決めました。
冬休み。
正月なし。
塾で寝泊まりしながら、
とことんやりました。
私立併願校、二人とも合格。
そして――
偏差値51の公立高校、見事合格。
結果を聞いた瞬間、
私は男泣きしました。
中学始まって以来、オール1。
そこからの大逆転。
努力が報われた瞬間でした。
この経験があるから、
私は28年間、やってこられました。
そして、同じような大逆転を
何人も見てきました。
だから私は、
今でもあの時のことを忘れていません。
そして、これからも――
まだまだ、やり続けます。

【直近3年間の合格実績になります】
(国公立高校)
奈良高校・奈良国立高専高等学校・郡山高校・奈良北高校・奈良県立大学付属高校
生駒高校・高円芸術高校・法隆寺国際高校・奈良商工高校
(私立高校)
奈良学園高校・帝塚山高校・奈良育英高校・奈良大学付属高校
京都橘高校・近大高専高校・近畿大学付属高校
上宮学園高校・大阪樟蔭女子高校・興国高校・大阪産業大付属高校
これより、合格体験記になります。
緑ヶ丘中学校 卒業生
(奈良高校 合格)
(奈良学園高校 合格)
(近畿大学附属高校 スーパー文理コース 合格)
部活をしていたので、勉強はほぼ塾だけでやっていました。
そんな中、塾長が
「君、奈良高校行けるよ」
と言ってくれた瞬間、心に火がつきました。
もともと勉強は自分でやるタイプでしたが、塾ではたくさんのプリントで確認してもらい、解くだけで終わらないアウトプット中心の勉強に変えることができました。
勉強のやり方やコツを教えてもらったことで、効率よく力を伸ばすことができたと思います。
中3では、ほとんどの教科で95点を切ることがなくなり、第一志望の奈良高校に合格することができました。
次は、京都大学を目標に頑張りたいと思っています。
塾長は、生徒一人ひとりの良さを引き出してくれる、本当にプロの先生です

緑ヶ丘中学校 卒業生
(郡山高校 合格)
(奈良県立大学附属高校 併願合格)
(奈良育英高校 選抜免除合格)
(近畿大学附属高校 スーパー文理 合格)
中学3年の春に入塾しました。
入塾当初は5教科で380点前後でしたが、先生にご指導いただく中で学習の取り組み方が大きく変わり、安定して450点以上を取れるようになりました。
特に英語の伸びは目を見張るものがあり、苦手意識があった英語が得点源になりました。
公立高校入試では英語100点を取ることができ、本人も大きな自信につながったと思います。
奈良學進会では、ただ問題を解かせるだけでなく、なぜそうなるのかを丁寧に説明してくださり、理解するまでしっかり向き合ってくださいました。
途中からの入塾でしたが、最後まで安心してお任せでき、本当に感謝しています。
生駒中学校 卒業生
(奈良工業高等専門学校 合格)
中2の秋から通い始めました。
数学があまり得意ではなく、テストも70点台が続いていましたが、授業で基礎からしっかり教えてもらい、次の中間テストでは90点台を取ることができました。
問題の考え方を丁寧に教えてもらえるので、「なぜそうなるのか」が分かり、数学がだんだん楽しくなりました。
そのおかげで、ずっと目標にしていた奈良高専に合格することができました。
最後まであきらめずに頑張れたのは、先生のサポートがあったからです。
本当に通ってよかったと思っています。
生駒中学校 卒業生
(奈良工業高等専門学校 合格)
(奈良学園高校 併願合格)
(上宮高校 パワーコース 合格)
小6の冬から奈良學進会に通いました。
正直、最初は勉強があまり好きではありませんでした。
算数はぼちぼちできていて、英語は普通、数学はわりと得意な方だと思っていました。
でも、塾に通ううちに、**「塾に来たら勉強がちょっと楽しい」**と感じるようになりました。
そこから成績もどんどん上がり、5教科で450点前後をキープできるようになりました。
最初は奈良高校も考えていましたが、勉強を続ける中で工学部に興味を持つようになり、奈良高専を目指すことに決めました。
結果的に、受験した高校はすべて合格することができました。
こんな勉強嫌いだった僕をここまで導いてくれて、本当にありがとうございました。
緑ヶ丘中学校 卒業生
(奈良県立大学附属高校 合格)
(京都橘高校 特進コース 併願合格)
中2の春から奈良學進会に通いました。
中1の成績は2と3ばかりで、数学は本当に大嫌いでした。
英語も英検3級は中3で取りましたが、学校の成績はなかなか上がらず、テストの答案を親に見せるのがとても嫌でした。
塾長は、そんな私を一度も責めることなく、真剣に勉強を教えてくれました。
勉強だけでなく、人として大切なこともたくさん教えてもらいました。
何度も先生の前で、親に叱られて泣いてしまったことがあります。
それでも先生は、
「必ず伸びる時が来る」
と言って、最後まで私を見捨てずに向き合ってくれました。
そのおかげで、第一志望だった奈良県立大学附属高校に合格することができました。
先生の温かさと、あきらめずに見守ってくれたことは、一生忘れません。
本当にありがとうございました。
緑ヶ丘中学校 卒業生
(奈良県立大学附属高校 合格)
(近畿大学附属高校 進学 併願合格)
(奈良育英高校 選抜 合格)
兄が通っていたので、中3の春から奈良學進会に通いました。
英語が特に苦手で、テストでは40点台のこともあり、5教科も350点前後で止まっていました。
授業では、文法を一つずつ整理して教えてもらい、たくさん演習を重ねることで、英語の点数が一気に90点台まで上がりました。
内申も3から5になり、自分でも成長を実感できました。
兄と同じ郡山高校を目指してチャレンジしましたが、中2の内申の影響で合格には届きませんでした。
それでも、後悔はありません。ここまで本気で頑張れたことに満足しています。
これからは奈良県立大学附属高校で、さらに上を目指して努力していきます。
本当にありがとうございました。
生駒中学校 卒業生
(生駒高校 合格)
(奈良大学附属高校 特進コース 併願合格)
(樟蔭女子高校 特進コース 合格)

中3の春から奈良學進会に通いました。
成績は特別良くも悪くもなく、「このままで大丈夫かな」と不安を感じていました。
塾では、授業の前に塾長が勉強の意味や受験の大切さについて話してくれました。
**「受験は人生で最初の挑戦」「自分との戦い」**という言葉が心に残り、夏頃から本気で頑張ろうと思えるようになりました。
テスト前には、塾長が自宅からオンラインで長時間勉強に付き合ってくれたこともあり、「ここまでしてもらったなら頑張らないと」と思えました。
オール3だった内申も少しずつ上がり、無事に生駒高校に合格することができました。
最後まで引っ張ってくれて、本当にありがとうございました。
生駒中学校 卒業生
(高円芸術高校 美術科 合格)
(奈良大学附属高校 文理コース 合格)
(大阪産業大学附属高校 合格)
中学1年生から奈良學進会に通っていました。
勉強はコツコツやる方でしたが、なかなか点数が上がらず、正直つらい時期もありました。
そんな時でも、塾長はいつも前向きな言葉をかけてくれて、あきらめずに続けることができました。
中3の2学期に、5教科で250点に届かなかった点数が350点まで上がった時は、塾長と一緒に本当に喜びました。
内申が足りず、進路に悩みましたが、自分のやりたいことを大切にして高円芸術高校の美術科を選び、合格することができました。
山あり谷ありでしたが、最後まで頑張れたのは、塾長の言葉があったからです。
本当にありがとうございました。