2025年8月29日
最近、教育の現場で強く感じることがあります。
二極化する子どもたち
コロナが明けてから、子どもたちは大きく二極化しているように思います。
- 無気力・無関心な子
- 一生懸命努力して頑張る子
その差は年々広がっているように感じます。
SNSやネットを通じて必要な知識や情報は瞬時に入るようになりました。しかし一方で、不登校の子どもたちも増えています。
大人との接点の減少
私は昭和・平成・令和と歩み、28年間塾を続けてきました。その中で特に感じるのは、子どもたちが大人と接する機会が減ったということです。
昔は、近所のおじさん・おばさんがやんちゃな子を叱り、「悪いことは悪い」と教えてくれる環境がありました。今は大人が子どもに遠慮し、本当に大切な教育がなされていないと感じます。
礼儀・マナーの大切さ
挨拶をすること。
時間を守ること。
勉強に向かう姿勢。
言葉遣い。
こうした基本的なことは、子どものころに徹底して身につける必要があります。ところが今、それが薄れてきているように思うのです。
塾の役割とは
塾の目的は「学力を上げること」です。しかし、それ以上に大切なのは――
勉強を通じて礼儀やマナーを学ぶこと。
私は塾を「学力を磨くだけでなく、本当の学びを子どもたちに伝える場所」と考えています。
今こそ、大人たちが子どもたちに 本物の教育 を伝えていくべき時だと思います。